街角でふと目にした景色や、旅行先での何気ない瞬間――そんな一瞬を高画質で残したいと思ったことはありませんか?
RICOHのGRシリーズは、1996年のフィルムカメラGR1発売以来、「最強のスナップシューター」として写真愛好家に愛されてきました。
小型で携帯性が高く、なおかつAPS-Cサイズの高画質センサーを搭載しているため、日常の何気ない瞬間を逃さず切り取ることができます。
そして2025年9月、待望の新モデルRICOH GR IVが発売されました。
GR IIIから約6年半ぶりのフルモデルチェンジとなるこのモデルは、新開発のレンズ、撮像素子、画像処理エンジンを搭載し、スナップ写真の表現力をさらに高めています。
本記事では、GR IVの進化ポイント・作例・歴代モデルとの比較・評判まで徹底解説。購入を迷っている方や、GRシリーズをこれから使いたい方に向けて、最新情報をわかりやすくまとめました。
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目次
はじめに:GRシリーズの魅力とGR IV登場の背景
RICOH GRシリーズといえば、写真愛好家やプロカメラマンから「最強のスナップシューター」として絶大な支持を受けてきたカメラです。
1996年のフィルムカメラGR1の発売から今年で29年目。デジタルGRシリーズの初代が登場した2005年から数えると、20年という節目の年になります。
2025年5月に開発発表されたRICOH GR IVは、GR IIIから約6年半ぶりのフルモデルチェンジ。
新開発のレンズ、撮像素子、画像処理エンジンを搭載し、スナップ写真を極めるためのカメラとして刷新されました。
発売は2025年9月12日。待望の新モデルということで、発売前から多くの注目を集めていました。
この記事では、GR IVの特徴・レビュー・作例・歴代GRシリーズとの比較を徹底解説し、「今買う価値はあるのか」をまとめます。
GR IVとは?新モデルの概要
GR IVの開発コンセプト
GR IVは、日常の何気ない瞬間を高画質で切り取れる「スナップシューター」のコンセプトをさらに進化させたモデルです。GRシリーズの長年の歴史を踏まえ、撮影の自由度、操作性、画質のすべてを強化。
- APS-Cサイズセンサー搭載
- 新設計28mm相当レンズ(F2.8)
- 5軸手ブレ補正
- 内蔵メモリー53GB+microSD対応
- Bluetooth・Wi-Fi搭載
この新機能により、スナップ撮影だけでなく、旅先や街歩き、日常のちょっとした瞬間を逃さず撮影できる環境が整いました。
GR IVの主なスペック
項目 | 内容 |
---|---|
センサー | APS-CサイズCMOS(約25.7MP) |
レンズ | 28mm相当 F2.8 |
手ブレ補正 | 5軸SR |
内蔵メモリー | 53GB |
記録メディア | microSD対応 |
接続 | Bluetooth / Wi-Fi |
サイズ・重量 | 約109×60×35mm・約240g |
これまでのGR IIIと比べて、特に手ブレ補正や画像処理エンジンが強化されており、暗所でも鮮明なスナップが可能になっています。
GR IVレビュー|メリット・デメリット
メリット
- 小型で携帯性抜群
ポケットに収まるサイズ感で、旅行や街歩きにも最適です。 - APS-Cサイズ新センサーによる高画質
階調豊かでシャープ、HDR的なダイナミックレンジも広く、日常のスナップ写真が生き生きと再現されます。 - 新設計28mm相当レンズ
開放から端までシャープな描写。遠近感の表現も自然で、スナップ写真に最適。 - 直感的な操作性
スナップフォーカス機能や高速起動により、「撮りたい瞬間を逃さない」カメラです。
デメリット
価格面
国内販売価格はやや高額で、他のコンパクトカメラに比べるとコストがかかります。
高感度撮影のノイズ
改善はされていますが、極端な暗所ではややノイズが目立つ場合があります。
動画機能は限定的
動画用途メインの方には物足りないかもしれません。
GR IVの作例と撮影テクニック
日常スナップの作例
街角やカフェ、旅行先で撮影した作例を見ると、GR IVの描写力の高さが実感できます。光の階調や色の再現性が自然で、スマホや他のコンパクトカメラでは出せない質感が魅力です。
撮影テクニック
光の活かし方:開放F2.8のレンズを活かして、背景を柔らかくぼかしたり、逆光を活かして立体感を演出できます。
AF設定:スナップ用の「スナップフォーカス」を活用することで、距離を設定してシャッターを押すだけで瞬時にピントが合います。
手持ち撮影:5軸手ブレ補正により、低速シャッターでも手ブレを抑えられます。
歴代GRシリーズとの比較
モデル | 発売年 | 特徴 |
---|---|---|
GR1 | 1996年 | フィルムカメラの原点 |
GR DIGITAL | 2005年 | デジタル化の初代 |
GR | 2013年 | APS-Cセンサー搭載 |
GR III | 2019年 | 高解像・高機能 |
GR IIIx | 2021年 | 40mm画角に挑戦 |
GR IV | 2025年 | 新レンズ・新センサー・新エンジン搭載 |
GR IVは、これまでのGRシリーズで得られた操作性と画質の利点をすべて踏襲しつつ、さらに進化。特に手ブレ補正、描写性能、操作レスポンスの向上は大きな強化ポイントです。
GR IVは今買う価値がある?評判まとめ
発売直後の評判を見ても、GR IVは高評価です。
- 「スナップ写真に最適」
- 「携帯性と高画質のバランスが良い」
- 「日常の一瞬を鮮明に残せる」
一方で、動画用途や高感度撮影、価格の面で注意点もあります。ですが、写真を楽しむスナップ用カメラとしては十分に魅力的なモデルです。
まとめ|RICOH GR IVを選ぶ理由
GR IIIから6年半ぶりのフルモデルチェンジ
新レンズ・新センサー・新エンジンでスナップ性能向上
APS-Cサイズの高画質を手軽に楽しめる
歴代GRシリーズと比較しても「次世代のスタンダード」と言える
スナップ写真を愛する人にとって、GR IVは携帯性と画質の両立を実現した待望の最新モデル。
29年の歴史を持つGRシリーズの新章を切り開く一台として、ぜひチェックしておきたいカメラです。