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室内熱中症を予防!快適な室温湿度の保ち方と注意ポイント

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室内でも熱中症になるの?

熱中症といえば屋外のイメージが強いかと思います。

室内だからと安心してはいけません。

この記事では室内熱中症について看護師目線でお話します。

熱中症全体のお話はこちらを参考にしてください。



室内熱中症はなぜ起こるのか


主な発生原因は3つ。

  1. 環境 : 室温の高さ、風通しの悪さ
  2. からだ : 乳幼児や高齢者、体調不良者
  3. 行動 : 長時間の作業や水分補給できていない状況


これから休日でお出かけする方が増えるかと思います。

出先で必ず水分補給が出来るとは限りません。手持ちで熱中症対策できるものを持っておくと安心かと思います。


熱中症の発生状況



総務省消防庁によれば、2023年7月24日から230日の熱中症発生場所は42.6%が住居となっています。

熱中症は住居での発生が一番多いようです。

総務省消防庁では最新の救急搬送状況など詳しい情報が載っているのでチェックしてみて下さい。

総務省消防庁 : 熱中症情報


室内での熱中症は、室内で過ごしている間に室温や湿度の上昇など、環境要因で起こるほか、屋外での活動後に室内で適切に体を冷やすことができず熱中症になる場合や、夜間に冷房を使用しないことで屋外の気温が下がっても室温が上がり、寝ている間に熱中症になる場合もあるので注意が必要です。


熱中症対策のポイント


室内での熱中症の対策についてお話します。


ポイント

  1. 温度と湿度に気をつける
  2. 室温を適切に保つ
  3. こまめな水分補給 • 適度な塩分補給
  4. 体を暑さに慣れさせる
  5. 生活リズムを整える


1.温度と湿度を気にする


室温や湿度は家や部屋ごとに異なります。


温度計・湿度計を利用していま自分のいる環境がどうなのか確認しましょう。
室温が高い時だけでなく、湿度が高い時も熱中症に注意が必要です。


適切な室温湿度は季節によって異なります。


湿度も高い夏場は、室温25~28℃湿度50~60%を保つのが良いとされています。


外気温が低く、室内は暖房等で乾燥しやすいは、室温18~25℃湿度40~50%が理想的な値です。

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部屋に湿度計などがない方は、ご自身の身を守るためにも1つ購入しておくことをお勧めします

こちらの湿度計はタニタの物でマグネット、置き式、壁掛けと3wayでおススメです。

夏は熱中症、冬はインフルエンザ対策として湿度管理は重要になってくるのでオールシーズン活躍する必需品です。。

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2 .室温を適切に保つ



扇風機やエアコンを使用して、室温を適度に保ちましょう。

室温は日当たりなどでも変化します。過ごす部屋の窓の方角にも注意し、遮光遮熱機能のあるカーテンやシェード、すだれやよしずなども活用して、快適な室内環境を保ちましょう。


室温をコントロールするための対策

エアコンの使用

エアコンを効果的に活用して室内の温度を快適な範囲に調整します。適切な設定温度は、一般的に摂氏26度から28度程度が推奨されています。


室内の換気

定期的な換気を行い、室内の空気を新鮮なものに入れ替えます。特に朝晩など気温が下がる時間帯に換気することで、室内の温度を下げることができます。


扇風機・サーキュレーターの活用

エアコンだけでなく、扇風機を使って室内の空気を循環させることで、涼しい空気を広範囲に広げることができます。


適切な湿度管理

室内の湿度が高いと暑さをより不快に感じることがあります。必要に応じて加湿器や除湿器を使用して湿度を調整しましょう。


日差しのコントロール

窓にブラインドやカーテンを設置して日差しを遮り、室内の温度上昇を抑えることができます。


適切な服装

軽い素材の服装で、汗を吸収して通気性が良いものを選ぶことで、暑さを和らげることができます。


これらの対策を実施することで、室内の快適な温度環境を維持しつつ、室内熱中症のリスクを軽減することができます。特に高齢者や体調の弱い方は、過度な暑さに対して敏感であるため、室温管理には十分な注意が必要です。


湿度をコントロールするための対策


加湿器の使用

乾燥した室内に適度な湿度を保つために、加湿器を使用します。特に冷房の効いた部屋では、空気の乾燥による体への負担を軽減するために加湿器を活用しましょう。


換気

定期的な換気を行い、湿気のこもりを防ぎます。特に暑い日中の直射日光の影響を受けにくい朝早や夕方に換気することで、適切な湿度を保つことができます。


除湿器の使用

湿度が高い場合には除湿器を使って適切な湿度に調整します。特に梅雨や雨季など湿度の高い時期は、除湿器を活用して快適な環境を作りましょう。


衣服や布団の管理

湿気を逃がす素材の衣服や布団を選ぶことで、快適な睡眠環境を確保します。


日差しのブロック

窓にカーテンやブラインドを設置して日差しを遮ることで、湿気のこもりを防ぐことができます。


これらの対策を組み合わせることで、湿度を適切に管理し室内熱中症のリスクを軽減することができます。特に高齢者や体調の弱い方は、過度な暑さと高湿度に対して敏感であるため、湿度管理には十分な注意が必要です。


最近は電気代も上がっていることから節電意識が高まっていることかと思います。


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節電できるところは節電し、エアコンなど命の危険に繋がるものはしっかり活用していくことが大事だと思います。


除湿器といえば梅雨の時期に活躍するイメージが強いかと思いますが、実は夏にも大活躍です。

アイリスオーヤマの除湿器はサーキュレーターと一体型となっているので2台分の場所も取らず便利です。



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3 .こまめな水分補給 • 適度な塩分補給



室内にいる時は、屋外にいる時に比べて、日ざしを浴びたり汗をかいたりすることが少ないため、のどのかわきを感じにくいことがあります。

のどがかわいていなくても、こまめに水分を摂るようにしましょう。汗を大量にかいた時は、適度な塩分補給も重要です。

仕事や家事、作業や遊びなど、集中していると知らずに水分を失っていたり、疲れていたりすることもあります。

室内で過ごす時は、休憩のタイミングを決めて意識して休むことも大切です。

こまめに休憩も取るように意識しましょう。

水だけを飲めば良いというわけではありません。失われた電解質も補給するようにしましょう。

OS-1などは病院でも食事の摂れない方などにも提供しています。食欲ない方にもオススメです。


最近アクエリアスにも経口補水液があるということを知りました。こちらも飲みましたが、それほど甘くなく飲みやすいです。



お子様用でこちらのアップル味の300mlの経口補水液も持ち運びが楽で良いと思います。


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おすすめのお水に関してこちらの記事を参考にしてみてください。

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4 .体を暑さに慣れさせる



hana

体が暑さに慣れていない状態での急な暑さは熱中症になりやすくなります。

体を暑さに慣れさせるための方法5つ


適度な時間帯に外出する

特に暑い時間帯や直射日光の下での外出は避け、朝晩など涼しい時間帯に散歩や運動をすることで、徐々に暑さに慣れることができます。


適切な水分摂取

水分補給を十分に行うことは暑さに対する体の適応を助けます。こまめに水を飲むように心掛けましょう。


適度な身体活動

身体を動かすことで血流が良くなり、体温調節が改善されます。軽い運動やストレッチを行うと良いです。


室内の過ごし方

室内でもエアコンを使いすぎず、できるだけ自然な風を取り入れることで、体が暑さに慣れやすくなります。


温暖な場所での過ごし方

温泉やお風呂、サウナなど温暖な場所で過ごすことで、徐々に暑さに慣れることができます。

運動時や入浴時は前後に水分補給・塩分補給をすることも忘れないようにしましょう。

ただし、体調や健康状態によっては暑さに慣れることが難しい場合もありますので、無理をせず適切な対策を心掛けることが重要です。体温調節に異常を感じる場合は、医療専門家に相談することをおすすめします。

5 .生活リズムを整える



睡眠不足や体調不良、栄養不足も熱中症になる危険を高めます!
バランスの良い食事や、しっかりとした睡眠をとり丈夫なからだをつくりましょう。

体調管理をすることで、熱中症にかかりにくいからだ作りをすることが大切です。


生活リズムを整えるための方法3つ


適切な睡眠

規則正しい睡眠を確保することが重要です。夜遅くまで起きていると、熱中症への感受性が高まる可能性があります。早めに寝て、朝早く起きるよう心掛けましょう。


食事のバランス

健康的な食事を心掛け、栄養バランスの取れた食事を摂ることが大切です。特に夏は食欲が減ることがあるので、こまめな軽食や水分補給に気を配りましょう。


適度な運動

適度な運動を行うことで、体温調節や血行が促進され、熱中症のリスクが低減されます。涼しい時間帯に軽い運動をすると良いです。


これらの対策を実践することで、生活リズムを整えて熱中症へのリスクを軽減することができます。

特に夏の暑い時期は十分な注意が必要ですので、体調管理には十分に気を配りましょう。

まとめ

2023年7月時点でニュースでは気温が37度、38度という体温超えの暑さが続いています。

室内だから大丈夫だろうと油断は禁物です。

室内熱中症のリスクも高まっています。

hana

予防できることは予防して快適におうちで過ごしましょう

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